売れるってなに?

 

 

3/13に放送された「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」を観た。

 

ふぉ~ゆ~の辰巳雄大くんが出るので楽しみにしていた。

 

家族にも「今日は辰巳くんが出るから20時になったらフジテレビにするよ!」と宣言をするくらい楽しみにしていた。

 

テレビの前で待っていると辰巳くんが!!!!

 

楽しい映像を見ていたらあるテロップが…

 

「辰巳さんはまだそこまで売れていないのでゴールデンは嬉しい。」

 

 

 

え?なに?

 

どういう意味でそのテロップをだしたの?

 

テレビに出ている=売れている

テレビでは見ない=売れていない

 

という図式があるならば、辰巳くんもふぉ~ゆ~も売れてはいないと思う。

 

しかし、2019年に6本、2020年に4本も舞台に出ていた。

 

これは売れていないというのか?

 

もちろん、仕事は舞台だけではない。ライブもラジオもLINE LIVEも雑誌もある。

 

これだけ仕事をしていてもテレビに出ていなかったら売れていないのか?

 

 

 

舞台を主軸にしているタレントを好きになってから、「売れる」という意味を深く考えるようになった私は、あのテロップが世間に与える印象がいいものばかりではないと思った。

 

辰巳雄大を知らない人が見たら「この歳になっても売れていないのに、まだジャニーズにいるんだ」と思う人もいると予想する。

大半は何も思わないと思うが…。

 

「この歳になっても売れていない」の言葉がタレントとファンをとてつもなく傷つける。

 

舞台で主演を何本もやっているのに。稽古と本番を繰り返しているから、デビュー組より休みがないのに。大衆の目に触れていないというだけで「売れていない」のレッテルを貼られてしまう。

 

 

 

 

「売れる」ってなんだろう。