舞台班とは。

 

 舞台班のオタクをしています。

 

舞台班とは、ジャニーズ事務所に所属をしていて舞台を主軸に活動しているタレントという意味でジャニオタが使っている。

ふぉ~ゆ~、浜中文一くん、林翔太くん、室龍太くん、江田剛くん、松本幸大くん、原嘉孝くん、高田翔くん、小川優くん、冨岡健翔くん、福士申樹くん、寺西拓人くんが、舞台班だと思っている。

 

私は「舞台班」という言葉が好きではない。理由としては所謂「アイドル街道」を走っているオタクが「舞台班にはなってほしくないよね」「退所するくらいなら舞台班でもいいから残ってほしい」など、舞台で活躍している彼らをいかにも下に見ているような口調で話しているから。

 

いつから、舞台班という言葉が出来たのかは知らないが、私がオタクになった11年前にはすでにあったと思う。ただ、その頃と今では意味が違ってきていると思っている。

 

11年前の舞台班というとKis-My-Ft2A.B.C-ZThey武道、M.A.Dが該当していると記憶している。当時の舞台班の仕事といえば、「滝沢歌舞伎」「滝沢演舞城」「滝沢革命」「DREAM BOYS」「PLAYZONE」コンサートでいえば、「嵐」KAT-TUN」「タッキー&翼」のバックがメインとなっていた。見てわかるようにジャニーズ主催の舞台やコンサートばかりである。

 

そして、今の舞台班と呼ばれているタレントはほとんどと言っていいほどジャニーズ主催の興行に出演していない。2019年に俳優路線に進出した室龍太くんは8.8以外は出ていない。ふぉ~ゆ~や寺西くん、高田くんは「Endless SHOCK」シリーズに出演しているが、それでも年に1、2回なのだ。

 

上記の点から、11年前と今を「舞台班」という同じ名前で括っていいのかと思う。

 

現状、「舞台班」にカテゴライズされているタレントは、主に外部舞台と呼ばれるジャニーズが主催ではない舞台をメインに活動している。これは立派な俳優ではないかと思う。

 

しかし、「舞台班でもいいから残ってほしい」「舞台班になってほしくない」と言っている方は、アイドル街道を外れたひとたち、アイドルとして売れなかったタレントの末路、というイメージをもっているのではないか。

 

担当が「舞台班」にカテゴライズされている私からすると、彼らは舞台をメインに活動していてもアイドルであることに変わりはないし、本人たちも「おれはアイドルだから」ということを常々言っている。

 

俳優になりたいと思い、自らその道を目指した林翔太くんや浜中文一くんは「舞台班」「俳優枠」と呼ばれてもいいと思っているのだが、そうではないタレントを「舞台班」「俳優枠」と呼ぶのは違うのではないかと思っている。

 

いつか、自分の担当が偏見なく、一人のタレントとして見てもらえる日を願っている。